インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達することを指しています。
”手軽さ””拡散性””テストマーケティング”といった点が魅力的な新たな資金調達の仕組みとして近年注目されています。
「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも支援者として支援できる、双方にとっての手軽さがクラウドファンディング最大の特徴。
支援者デメリット・注意点
プロジェクトが目標金額に達成したのに、予期せぬトラブル等でリターンが提供されないという可能性があります。
国内の事例においても、商品が届かないといったトラブルが見受けられます。
クラウドファンディングの種類
【IP】おさらい
IPアドレスの【IP】は、「Internet Protocol」の略名。
ゲームの【IP】は、「Intellectual Property」の略名。
インテレクチュアル プロパティ、知的財産のことを指します。
知的財産とは『人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物で、
財産的な価値を持つもの』を指しています。
例)”本の著作権””ブランドの商標””発明した商品の特許”などが知的財産に該当します。
ゲーム業界におけるIPとは
主にゲームタイトルやキャラクターのことを指します。
有名無名に関わらず、どんなタイトル、キャラクターにも I P は存在します。
日本を代表する有名IP。価値を見出すファンの数が多ければ多いほど、大型IPと呼ばれるようになるようです。
IPを上手く活用することで他社も自社も資金が潤い新たなビジネス展開が可能になるため、時代の流れやタイミングに乗ることは重要です。
その見極めと挑戦&改善を繰り返すことにより、確実に実績&信頼が会社の評価に繋がります。
自社IPを使用するデメリット
既に大型IPに成長している自社IPであれば、使用することによるデメリットは非常に少ないが、自社IPを新たに作り出す段階では忍耐力が必要。
立ち上げ初期の状態からファンを獲得する必要があり、1からファンを獲得するために費用や時間がかかる。
利益を生み出すまでに時間がかかるのがデメリットです。
結果的に集客や知名度を上げるためにコストを投下しても、ヒットする保証はなく、伸び悩んでしまうことも多々あります。
他社IPを使用するデメリット
単純にIPを持つ他社の指示や、決められた制約に従って作品を作る必要があるため、原作の作品にない要素を追加したいときにはIP元の会社の意思決定を待たなくてはならない場合が多く、タイムロスが生まれてしまいます。作品を完全に自由な発想の元で作るということはしにくいでしょう。
他にも初期投資の費用がかかる事がデメリットと言えます。ただでさえゲーム開発には人件費などのコストが発生しますが、そこに乗っかる形でIPを取得するためのコストがかかります。もしも、固定ファンに受け入れられないゲームを作ってしまった場合には大きな損失を生み出すことになってしまうでしょう。
自社IPを使用するメリット
自社IPとは、自社の持つ知的財産【自社が作ったキャラクターやタイトルのこと。】
自社のIPなので、利益は100%自社に入る。更に熱狂的なファンを取り込めば、売上や知名度も高い数値になる可能性があります。自社IPがヒットすれば会社全体も潤い次回作の資金にもなる。ゆくゆくは他社に自社のIPを渡すことで新たに利益を生み出すこともできます。人気IPを作ればとても有利な立ち位置でゲームを作る事ができるようになる。
他社IPを使用するメリット
他社IPとは、他社もつ知的財産【他社が作ったキャラクターやタイトルのこと。】
立ち上げ初期の状態から既に固定のファンが存在するため、一定の売上が見込めるのが最大のメリット。ある程度プレスを出せば、固定のファンが興味を持ってくれる可能性が高く宣伝広告の工数も比較的抑えられ、開発に時間と精力が割けるのも他社IPのメリットです。
他社IPを使用する際には、権利を買うための初期投資が必要。
資金が潤沢かつ技術力のあるゲーム会社であれば、人気のある他社IPと自社の技術力を駆使して、効果的に売上を伸ばす事が可能。
他社IPを使ってゲーム開発を行う場合は、基本的に原作や原案のキャラクターにそった内容をゲームにしなければならない。自社IPより制限されるが、裏を返せばキャラクターの性格や物語の大軸がある程度出来上がった状態でゲーム開発を始められる。
世界シェアの約50%は日本製IPコンテンツが占めています。【Game-for-All-Funding】